内部率直版 · 社内限定

JVバイオハック事業 — 事業モデル・価格・訴求の推奨【内部率直版】

2026-07-21 · JVバイオハック|事業モデル・価格・訴求の推奨

社内限定 — 原田/川坂の承認戦略・JVの力学・収益配分を含む。安中さん・第三者には共有しない(このページのURLを渡さない)。

作成日: 2026-07-21 / 用途: 明日(7/22)の安中さんとの打ち合わせで「モデル・価格・訴求」を握るためのAtsuki用の準備資料。内部前提で率直に(安中さんには見せない。共有用は 02_annaka-brief)。 根拠: 海外リサーチ集約 research/01_overseas-landscape、既存メモ(meeting-memos/2026-06-272026-07-07)、Atsukiの型(shared-knowledge/founder-thinking/)、ぐっすりオファー型(gussuri-camp/design/06_offer-summary)、法務線(同 CLAUDE.md)。 注意: 各推奨に「なぜ」を添えてある。単体採点でなく根拠ごと検討してほしい。健康コンテンツゆえ公開前に /legal-dept は必須。本資料は戦略段階。

0. 結論先出し(1画面で握る)

1. 事業モデルの推奨:役務のみ3階層

1-1. 中核の仮説:「検査」でなく「越境統合の知性」を売る

なぜ:海外の重い事実(research/01 第0章)=検査を核にすると必然的に物販(キット)or医療(クリニック)へ引っ張られ、純デジタル・検査中核のDRMはほぼ存在しない。Lifeforceは引力を"飲み込み"(検査→処方薬+サプリで稼ぐ)、Functionは検査/画像を資本で"垂直統合"した。我々(Atsuki=翻訳者・非医療・低単価会員制が武器、新規集客が弱点)は、引力を"断つ"配置=検査を第三者提供に外出しし、"解釈という知性"だけを高く売るのが唯一噛み合う。

1-2. 堀=純AIコモディティとの差別化

なぜ:「AIが血液を読む」は SiPhox/Docus/BloodGPT 等が無料〜8/= * * * *([research/01](../research/01overseas − landscape2026 − 07 − 21.md)2)。¥10(≈650、InsideTracker分析のみ$149の約4倍)を取るには、「人による検査の"選定"+複数検査の"越境統合"+"個別方針"」という純AIに無い工程を価値の核に言語化する。Functionのカテゴリ王者すら "personalized insight—not data collection—drives value" と明言している=市場もこの方向。これは安中さんに響いた「専門家がどの検査を受けるべきか教え、越境総合して分析」そのもの。

1-3. フロント成果物の形=「あなたの1枚の像+方針書」

なぜ:Lifeforceの"Lifescore"、Functionの"Medical Intelligence"、Human Longevityの"以後すべての意思決定の土台"——勝っている各社は「バラバラの検査値を"1つの分かる像"に翻訳」して、それ自体を売っている。我々のフロント成果物も 「越境総合した自己理解マップ(=あなたという人体の1枚の地図)+一般論ベースの最適化の方針」 をWebページ/PDFで納品する形にする。Hirokiが作る「どの検査を受けるかのスタートガイド」はこの入口。

1-4. ★法務設計(医師法17条)=この事業の生命線

なぜ:日本の一線(research/01 第5-2章、IKEDA&SOMEYA・グレーゾーン先例)=適法=「検査結果の事実+一般的基準値の通知」「個別結果に基づかない一般論の運動・栄養助言」/違法=「個別の検査結果を用いて健康状態を評価する医学的判断+助言」を反復すること。しかも先例で**「AI解析レポートは"医師に提供する限り"適法」AIの分析を"消費者に医学的判断として直接渡す"のは危険。名称を「トレーニング/パフォーマンス」にしても実質判断**なので回避できない。

当初構想の「分析を完全にAIに任せ、非医師が個別方針を消費者に提示」は、17条の最も危険なゾーンに正面から入る。 設計を次のように振る:

1-5. 3階層の全体像

階層 中身 価格 人手 役割
入口 無料ウェビナー/簡易自己診断("温かいリスト"を選別) 無料 ほぼゼロ 選別・教育
フロント(竹) 検査選定ガイド+越境総合の自己理解マップ+一般論の最適化方針(AI+Hiroki監修) ¥10万 基本ハンズオフ 直販メイン
上位(松) +提携医師を絡めた個別方針+四半期リテスト+専属の人的伴走+常時相談 ¥30-50万 ハイタッチ アセンション・最大利益

なぜこの形:23andMeの死因=「一度きり消費・リピート動機の欠如」(research/01 第4章)。フロント単発だけだと同じ死に方をする。"一生に一度"は最初の高単価1回を売る最強コピーだが、事業化には"ベースライン確立→年次で追跡・伴走"へリカーリング化するのが市場の勝ち筋(Prenuvo/Human Longevity/Fountain Life全社)。上位+再検査が"戻る理由"を作る。

2. 価格設計

2-1. フロント¥10万の正当化と見せ方

なぜ¥10万が妥当か:検査込みのFunction $365(≈5.5万)/Superpower $199(≈3万)より高く見えるが、あれらは検査費を会員費に内包し解釈を"無料化"して検査ボリュームで稼ぐモデル。我々は逆に解釈"だけ"を売るので、価格根拠は「検査ロジ代」でなく「専門知(選定・越境統合・方針)」に振り切る。WTPの裏付け=ぐっすり松竹梅と同じ相場観(RIZAP ¥382,800、エグゼクティブコーチング1回¥10万超)。 見せ方(海外の型を輸入)

2-2. 検査費が別(総額¥15-25万)になる価格心理の扱い

なぜ論点か:役務¥10万+検査実費(リブレ/腸内/遺伝子/血液で概ね5-15万)=総額¥15-25万。Function型の"全部込み1価格"の分かりやすさは失う。 対処:①透明性を武器に「検査費は各社に実費でお支払い(我々は検査を売りません=中立・非物販)。だから我々は"あなたにとって本当に必要な検査だけ"を忖度なく選べる」と、第三者提供=中立性の証として攻めに転じる。②検査の"松竹梅"(最小構成〜フル)を用意し総額をコントロール可能にする。③ここは明日 安中さんと"総額いくらの体験に見せるか"を握る

2-3. 上位¥30-50万の見せ方

なぜ:海外の伴走プレミアムの背骨=「四半期リテスト+専属人的伴走+進化する個別プラン+常時相談」(Lifeforce/Superpower/Human Longevity Concierge)。我々の¥30-50万(≈$2,000-3,300/月2.5-4万)はこの裾野で価格妥当。

2-4. 松竹梅の要否

推奨:竹(¥10万フロント)+松(¥30-50万個別)の2段でスタート、梅は当面不要。 なぜ:フロントがAI主導でハンズオフ=限界費用が低く、"受け皿の安価版"を作る必要が薄い。ぐっすりは伴走コストが高いから梅ダウンセルが要ったが、本件はフロント自体が既に低摩擦。まず竹×松の2本で検証し、CVRを見て梅を後出し判断(=ぐっすりと同じ「竹1本+後出し」の型)。 景表法:ぐっすりと同じ「正規提供(予定)価格/先行価格」の二段表示で二重価格(有利誤認)を回避。定価は"実際に将来上げる本命価格"にする。

3. 訴求の主軸【Q2への回答=事例を見た上での推奨】

3-1. 結論:二枚看板をファネルの前後で分ける

なぜresearch/01 第3・4章の統合):

3-2. 固有の謎/why訴求(Atsukiの型=アノマリーで開く)

素材(既存資産から):Hirokiのブランドナラティブ核=「全年齢の健康インフラ構想/"体が弱る前にもっと早く手を打てたはずだ"」knowledge/business-context/founder.md)。これは検査事業の"why・固有の謎"にそのまま使える=「弱ってから治すのが当たり前になっているが、本当は"弱る前に、深く自分を知る"だけで人生の意思決定は変わる。なぜ誰もやっていないのか?」輸入する海外の型:Prenuvo「医療は怖くない/各検査は"自らへの権限付与の宣言"」、Human Longevity「一日で、以後すべての意思決定の土台をつくる」、Next Health「"たまの贅沢"を"常時の優位"に」。

3-3. 非煽り倫理との整合(Atsukiの最上位制約)

なぜ重要positioning.md の禁止手法に**「自己診断チェックリストで欠落に気づかせる」がある。検査="診断"そのものなので、ここを踏み外すと自分の最上位制約に抵触する。 線引き"不安で欠陥を突きつけて買わせる"(コントロールを奪う)ではなく、"自分を操る力を渡す"(コントロールを渡す)方向で書く。** 診断を「あなたはダメだ」でなく「あなたを面白く深く知る/自分で操れるようにする」に振る。過去の無料診断ファネルが成約0だったのは、この倫理と商売の両面で"欠陥指摘型"が滑った証左。エンタメ×最適化の前向き二枚看板は、倫理的にも商業的にも正しい。

4. 日本市場ブリッジ(検査メニュー+原田リストへの売り方)

4-1. 実際に組める検査メニュー(役務モデルに載る形)

research/01 第5-1章より。選定基準=EC/自費で個人申込可・顧客がデータを自分で入手して我々に渡せる・非診断の位置づけがしやすい

4-2. 原田リストへの売り方=広告なしアセンション

なぜ:Atsukiの弱点=新規集客・広告運用(founder.md)。JVは安中さんの原田既存リスト(温かい・高関与)へのアセンションでその弱点を構造的に消す=最適配置。過去の無料診断→広告直販は成約0(購買意欲の低い層を集める)という社内実証もある。 ファネル:ぐっすりで確定した型を流用=原田リストにLINE/メール → 無料ウェビナー(30-45分教育="温かい選別フィルタ") → フロント¥10万オファー → 上位は個別相談で握る。安中さん自身が体現者(1ヶ月で体脂肪3-4%減)=オーナーが実証済みの広告塔になれる。

4-3. 23andMe死を避ける設計

再掲だが重要:フロント単発で終わらせず、上位伴走+再検査("10年に一度"でなく年次/半期の進歩可視化)で"戻る理由"を作る。 検査結果の閲覧・更新を役務にロックする(Zoe型)のも継続課金の一手。

5. 原田/川坂 承認ゲート戦略【内部のみ】

なぜ最重要関門か:メモ(2026-07-07)で**「リリース最大の障壁=収録時に原田先生・川坂先生にプレゼンし承認を得ること」**と明言。安中さん単独では決められず、原田・川坂という上位権威の同意が律速。 戦略

6. JVの力学と論点【内部のみ】

7. リスクと未決事項(率直に)

  1. ★法務(最大・事業が吹き飛ぶ級):医師法17条(個別評価+方針の医業該当)/AIのSaMD該当/要配慮個人情報(遺伝・健診結果の同意・安全管理・漏えい報告義務)。/legal-dept 必須+グレーゾーン解消制度を推奨。明日の必須論点。
  2. 堀の維持:純AI解釈のコモディティ化。「人による選定・越境統合・方針」を"作業"でなく"体験と成果物"として設計し続けないと、価格が溶ける。
  3. 価格心理:役務¥10万+検査実費で総額¥15-25万。透明性・中立性で攻めに転じられるか要検証。
  4. フロントのハンズオフ度と法務のトレードオフ:完全AI(人手ゼロ)に寄せるほど法務リスクが上がり、医師/専門家を噛ませるほどハンズオフ度が下がる。このバランス点の設計が事業の肝(第1-4章の"フロント=一般論教育/上位=医師を絡めた個別方針"がその解)。
  5. 上位のHirokiキャパ:個別伴走はHiroki(or 提携医師/コーチ)の時間。ぐっすりと合算で破綻しないラインを引く。
  6. 未確認事実:Marek詳細価格、各社会員数、Sibionics国内承認、特定継続的役務提供の該当性(research/01 末尾)。事業判断前に一次確認。

8. GO/撤退基準と明日の意思決定リスト(Atsukiの型:走る前に数値で切る)

検証の枠組み:本件は広告なし・原田既存リストへのアセンションなので、ぐっすりのような広告CVR/CACでなく、「リストへのオファー→ウェビナー参加→フロント成約」の率で測る。

明日 安中さんと握る意思決定リスト

  1. 法務の建て付け:フロントは"一般論教育+自己理解"に留める/上位で医師を絡める、で合意できるか。グレーゾーン解消制度に動くか。
  2. 検査費の見せ方:役務¥10万+検査実費(総額¥15-25万)を、どう一体の体験に見せるか。検査の松竹梅を作るか。
  3. 訴求の主軸:エンタメ入口×最適化継続の二枚看板でいくか(前向き主・不安従)。
  4. 上位プランの有無と価格:¥30-50万を初期から出すか、フロント検証後に後出しか。医師コストの負担。
  5. リリース時期とリスト実数:7-8月ローンチの現実性、原田リストの規模、承認プレゼン(原田・川坂)の日程。
  6. JVの条件:役割・持分・収益配分(メモに記録なし=未決。ここも詰める)。